1840年創業の英国老舗フィッシングタックルメーカーC.Farlow社製のロッドで、120㎝ほどの木製パーツを3本つなぐ構造です。手元部分と中間部分のパーツにはキャップが付いていて、先端部分のパーツは長い物と短い物の2種類が用意されています。接続部分には両側のパーツを固定するための留め金が取り付けられ、釣り糸を通すガイドも針金を曲げただけの古いタイプ（snake guide）です。手元の金具に“191 Strand London” と刻まれているので、C.Farlow社がその場所にあった1915年頃までに制作された物ではないかと推測しています。全体に時代なりの傷みや汚れがあり、長い方の先端パーツのガイドには修理された痕跡もあるので、おそらく実際の釣りに使うのは難しいと思いますが、アンティークの雰囲気を楽しめる方や歴史的な価値をご理解いただける方に、ぜひ購入をご検討いただきたい逸品です。キーワードアンティークビンテージフィッシングタックルフライリールフライロッドロッドΩ宅急便 160サイズ